2022.10.18
第16回(令和4年度)
論 文 賞
【論文】
村越 真 ・ 満下健太 ・ 小山真人(2020) 自然災害リスクはハザードマップから適切に読み取れているか? 地図リテラシーの視点からの検討(地図,58巻4号,1-16.通巻232号に掲載)【論説】
【受賞者】
村越 真 会員(静岡大学)、満下健太 会員(早稲田大学)
【受賞理由】
村越真会員ほかが著者となっている論文「自然災害リスクはハザードマップから適切に読み取れているか?地図リテラシーの視点からの検討(「地図」58巻4号掲載)は、教員養成系大学生に対する調査を通じて地図から災害リスクを読み取る際の傾向を分析することにより、現状のハザードマップが災害リスク把握に必要な地図リテラシーを確保する観点からどのような課題があるかを明らかにしたものである。本研究はハザードマップについてどのようにすればその効用を高めることができるかについて大きな示唆を与えるものであり、その内容は高く評価される。