【第203回例会 「IMY記念行事 共同ワークショップ」のお知らせ】
テーマ:世界の地図を見て、考え、地図文化を語ろう
日 時 | 4月23日(土)13:00-16:00(午後12時半より受付開始) |
場 所 | 東京大学 柏図書館 コンファレンスルーム |
共 催 | 日本地図学会(地図史料・地図アーカイブ専門部会、地図用語専門部会、Map Use & Sub-Cartography 専門部会、ユビキタス・マッピング専門部会) 東京大学 空間情報科学研究センター(CSIS) 東京大学 柏図書館 |
参加費 | 無料、定員:先着40名、参加資格:どなたでも参加できます |
申込方法 | 氏名・所属などを記入の上、map-archive@csis.u-tokyo.ac.jp宛に、E-mailで事前に申し込みください。ただし、定員に達し次第、受付を締め切ります。 |
ワークショップ開催の趣旨
これまで、日本地図学会が管理していた外国から提供を受けた地図約2,000図が今年3月に東大柏図書館に移管されて管理されることになりました。それらの地図類の主体は「1980年国際地図学協会(ICA)東京大会・国際地図展に出展された貴重な世界各国の地図約1,200図です。今回は、この移管された地図のお披露目を兼ねて、日本地図学会・東大CSIS・東大柏図書館との共同ワークショップを開催し、日本地図学会の地図専門家がそれらの地図を解説し、地図に関心をお持ちの地域を含めた多くの方々に、約40年前の世界の地図のコレクションを見て頂き、地図の表現、魅力、そして未来への活用について考え、語る、という趣旨で開催いたします。
加えて、今年は国連専門家委員会(UN-GGIM)が支援する国際地図年(IMY: International Map Year 2015-2016)にもあたり、各国国内で「地図とそれが世界で果たしている独自の役割を世界中で祝う期間」中でもあり、広く地図の役割や、発展を知ってもらう良い機会とも一致します。本ワークショップは、日本におけるIMY活動の一環として、地図の重要性、あり方、活用方法、教育・訓練、文化、アート、産業、技術、環境応用、防災応用、平和応用、未来計画への活用などに関して深く考える場と位置付けます。
プログラム概要
(1) 日本地図学会寄贈の地図アーカイブの概要説明と特徴紹介
・地図の各国比較、古今比較、アナログとデジタル(発展・劣化の歴史)
(2) 実物の世界の地図を見ながら、地図の専門家による解説
(3) 総合討論
・地図遺産の意義、未来(文化、環境、防災、都市計画、国際問題)への活用方法
講師
鈴木純子、今井健三、太田 弘、森田 喬、有川正俊、他